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お役立ちコラム

町田市での屋根のメンテナンス時期はいつ!?屋根材ごとのメンテナンス時期徹底解説!

屋根のメンテナンスをしているのを見かけると、我が家の屋根もメンテンナスが必要?と気になる方も多いのではないでしょうか?屋根は紫外線や雨風、雪などから建物を守り、日々の暮らしを快適にしてくれます。立地環境に合わせ適切なメンテナンスを行なうことで、その役割を十分に果たすことができます。今回は屋根材の種類や特徴、メンテナンス時期の目安や劣化症状など、町田市周辺の立地環境を知り尽くした当社が詳しくご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください!

 

 

はじめに、自宅の屋根材について確認しよう

建物の屋根材には、さまざまな種類があります。主な屋根材の種類や特徴、メンテナンスの時期、寿命について解説していきます。ご自宅の屋根材がどれにあてはまるかチェックしましょう。

※寿命=屋根材の良い状態を保つごとができる年数のことを指します。

 

 

日本瓦(和瓦)

粘土質の土を素材とするため粘土瓦とも呼ばれます。ツヤありの「釉薬瓦」とツヤなしの「無釉薬瓦」の2つのタイプがあります。釉薬瓦は耐水性に優れ、存在感のある美しさが長く続きます。無釉薬瓦は寺社や城など古くから残る建物でも多く見られ、どちらも寿命が長いです。断熱性、防音性も高いですが、重量があるため他の屋根材と比べて耐震性は劣ります。

 

メンテンナンス時期

10~20年 20~30年で下葺きのメンテナンス

寿命

50年~

 

スレート

粘板岩を薄い板状に加工した「天然スレート」と、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工した「化粧スレート」があります。現在主流となっている化粧スレートは、日本の住宅の屋根材の約8割を占めています。化粧スレートは他の屋根材と比べて軽量で耐震性に優れますが、衝撃に弱く割れやすいです。また、耐久性、防水性は低いです。

 

メンテナンス時期

化粧スレートは7~15年

天然スレートは基本不要※割れがない限り

寿命

化粧スレート25~30年、天然スレート20年以上

 

セメント瓦、コンクリート瓦

セメント、砂、水を主原料とした「セメント瓦」と「コンクリート瓦」は、色やデザインが豊富です。断熱性や防音性は高く、日本瓦と比べて安価ですが耐久性は劣ります。また、重量があるため耐震性が低く、近年ではほとんど製造されていません。セメント瓦とコンクリート瓦では塗装方法が異なるため、メンテナンスの際には注意しましょう。

 

メンテナンス時期

10~15年

寿命

30年前後

 

ガルバリウム鋼板

亜鉛が犠牲になり腐食することで鉄の腐食を防止する犠牲防食機能と、長期耐久性のあるアルミの性質を備えており、これまでのトタン屋根と比べて耐久性は3~6倍にもなります。耐熱性、耐震性に優れ、加工も容易なため、住宅や店舗、工場などの屋根や外壁に力を発揮しています。しかし、断熱性、防音性は低いです。

ただ最近はそういった弱点を克服した性能の良い屋根材が出てきており、今後はより一般的に使用されていく屋根材となります。

 

メンテナンス時期

10~20年

寿命

20~40年

 

ジンカリウム鋼板(自然石粒付ガルバリウム)

素材はガルバリウム鋼板とほとんど同じです。石粒でコーティングしてあるため紫外線やサビに強く、断熱性や防音性にも優れています。塩害に強く海沿いの地域でも耐久性を発揮します。また、瓦やスレートと比べて軽量で耐震性が高いです。傷が付きにくく、汚れにくいため再塗装の必要がなく、メンテンナンスにかかる費用を抑えられます。しかし、他の屋根材と比べて高額です。

 

メンテナンス時期

基本的には不要

寿命

30~50年

 

トタン

薄い鉄板に亜鉛をメッキした金属材のトタン板でつくられています。軽量で耐震性が高く、他の屋根材と比べて安価なため、車庫や倉庫などの屋根にも多く利用されています。しかし、耐久性は屋根材の中で最も低いです。一度サビが発生すると腐食のスピードが早く、屋根に穴が空いてしまうケースも。また、遮音性、耐熱性も低いです。

 

メンテナンス時期

7~10年

寿命

15~20年

 

アスファルトシングル

ガラス繊維の基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してつくられます。6㎜程度の薄いシート状で軽く、耐震性があり加工しやすいため複雑な形状の屋根にも対応可能です。防水性、防音性、耐候性、耐久性にも優れています。しかし、強風に弱く、剥がれや破れが起きる場合があります。

 

メンテナンス時期

10~15年

寿命

20~30年

 

劣化症状にはどんなものがあるの?

屋根の主な劣化症状についてご紹介します。

紹介する症状が発生している際は一度メンテナンス点検を行いましょう!

 

色あせ

屋根は常に紫外線や雨風にさらされているため、徐々に色あせしていきます。

屋根の劣化症状の中で初期の段階になりますので最初のメンテナンス点検のタイミングです。

 

カビ・コケ・藻の発生

立地環境により、日当たりが悪い、湿気が多いとカビやコケが発生する場合があります。また、塗装が落ちてきた屋根もカビ・コケ・藻が目立ってきますが、これは屋根材が必要以上に湿気を含んで防水性能が低下している証拠です。こちらは一度目の工事目安になる症状です。

実際の劣化状況の確認や、工事タイミングなどを検討するためにもメンテナンス点検をお勧めします。

 

ひび割れ

ひび割れの原因は経年劣化によるものと、飛来物の衝撃の2つがあります。経年劣化の場合は、特にスレート屋根はひび割れが目立ちやすいです。スレートは雨水を含むと膨張し、乾くと収縮します。これを繰り返すと、固定された釘に歪みが生じ、ひび割れが発生します。

また、台風などの際に飛んできた小枝などが屋根の上に落下してひび割れが生じるケースもあります。

 

サビの発生

塗装の保護機能がなくなると、金属が酸素と水に反応してサビが発生します。また、他で発生したサビが雨や風などの影響で屋根材に移ってしまう「もらいサビ」があります。小さな釘からなど目視で確認が難しい事もあるので数年に一度のメンテナス点検をお勧めします。

 

屋根材の欠け、反り、歪み、浮き、割れ、剥がれ

台風などの際、強風によるダメージを受けると屋根材に反りや歪み、浮き、割れ、剥がれなどの症状が起こりやすいです。また日頃のメンテナンス次第で被害状況なども大きく変わるため

特に瓦屋根の場合は割れやズレ等、日々のメンテナンスが非常に重要です。

 

棟板金や棟瓦、漆喰のズレや剥がれ、破損

ほとんどの屋根材が、築10~20年くらいで棟板金や棟瓦、漆喰の補修が必要になります。屋根の頂上部にあるため、風の影響を受けやすく、地震などでもズレや剥がれ、破損が生じます。

また棟部分は屋根の中でも最初にメンテナンスタイミングを迎える場合が多いので

色褪せや築10年などのタイミングで一緒にメンテナンス点検をしてもらうことをお勧めしています。

 

劣化症状を放置しておくとどうなる?

劣化症状がある屋根を、放置することにより起こるリスクをご紹介します。

 

防水効果が弱り、雨漏りの原因につながる

色あせや、カビやコケ、藻が繁殖した状態は、防水効果が期待できません。ひび割れも同様です。劣化したままの屋根材は、雨水を含みやすく雨漏りを引き起こす原因に。そのうえ、雨漏りは建物内部の構造自体を傷めてしまう恐れもあります。その為、梅雨時期の前の点検などの定期点検やすぐにメンテナンスを行えるよう地元の業者などがお勧めです。

 

自然災害などで被害が甚大になる可能性がある

劣化が進んで脆い状態の屋根材は、災害などの際に被害が大きくなる可能性があります。台風などの強風が吹くと屋根材が剥がれて落下することも。また、屋根材が強風で飛んでしまい近隣の住宅や車などのぶつかってしまうことも実際に起こっています。台風シーズン前のメンテナンスも弊社では力を入れております。

 

修理費用が高くなる

軽度な劣化のうちにメンテナンスしておくと、部分補修だけで済むため費用を抑えられます。しかし、劣化症状が進むと屋根の下地や防水シートが痛み、一部張り替えや葺き替えが必要です。大規模な補修になるほど修理費用が高くなります。

 

自分でできる屋根の状態チェック方法!

自分でできる屋根の状態を確認するための方法を2つご紹介します。事前にある程度の劣化症状などを把握しておくと、業者に相談する際のチェックがスムーズです。

 

近くの建物や高台などから見る

自宅近くにある高い建物や、自宅より高くなっている場所に移動して屋根の状態を観察してみましょう。猛暑日が続くと紫外線によって屋根がダメージを受けやすい傾向があります。暴風雨や積雪などの場合にもダメージを負っている恐れがあるため、入念なチェックが必要です。

 

室内の天井や壁に雨染みができていないか調べる

大雨が降ったあとなど、室内に雨染みができていないかを確認してみましょう。雨漏りは屋根だけではありません。外壁の劣化した箇所から雨水が染み込む場合もあります。また、押し入れの中の天井部分など普段は気づきにくい箇所も確認することが大切です。

また実際にメンテナンスを依頼する際には屋根以外の雨漏りの可能性も含め、雨漏り診断士など

雨漏りをトータルでカバーできる業者選びが大切です。

 

ここがポイント!屋根のメンテナンス業者の選び方

業者選びは施工の品質に関わるため非常に大切です。ここでは、業者を選ぶ際のポイントについてご紹介します。

 

現地調査が丁寧である

屋根の状態を撮影するなど、見えないところまで丁寧にメンテナンス点検してくれる業者を選びましょう。また、屋根だけではなく屋根裏などの細かい箇所もチェックしているかが重要です。

 

調査結果を詳しく説明してくれる

劣化症状などのメンテナンス調査の結果を詳しく説明してくれる業者を選びましょう。施工後にトラブルにならないためにもすべてに納得してから行なう必要があります。

 

見積内容を詳しく説明してくれる

見積内容について、施工内容など具体的に説明してくれる業者を選びましょう。工程、単価、使用製品名など必ず説明をしてもらいましょう。

 

施工管理者が在籍していること

施工管理者が在籍している業者を選びましょう。施工管理者は、施工の品質の管理や、工程通りに

進んでいるかなど、職人の確認だけではなく施工管理者のダブルチェックを行うことが重要です。

 

自社施工であること

打ち合わせから施工、アフターフォローまでのすべてを請け負うため、依頼内容と完成にずれが生じることが少ないです。また、中間業者が入った場合の中間手数料が必要ないため、その分の費用が抑えられます。

 

瑕疵担保責任とメーカー保証がある

アフターケアや保証がしっかりしている業者を選びましょう。施工内容に不備があった場合に、業者が責任を負い再施工してくれます。さらに、塗料メーカーや塗料販売店からの保証もあると安心です。

また定期メンテナンスなどアフターフォロー面を考えるとすぐにお願いできる距離の業者が安心です。

 

地元業者に依頼するメリットは?

ここでは、地元業者に依頼するメリットについてご紹介します。

 

スピーディな対応

地元業者に依頼する一番のメリットといえます。定期メンテナンスも重要ですが、

急な雨漏りや破損などのトラブル、万が一の施工後の不具合にも迅速に対応してもらえるため安心です。

 

立地環境に詳しい

屋根の劣化状況は、立地環境や天候に左右されます。同じ地域にある業者であれば、地域の特性に合わせた工事ができます。弊社ですと町田市や近隣地域の立地環境の把握には自信があるなど地元企業ならではの強みと言えます。

 

費用が抑えられる

地元業者の場合は、自社施工で仲介手数料が不要です。そのため、メンテナンスにかかる費用が安く抑えられます。

 

まとめ

家を建ててから一度も屋根の状態を確認したことがない方は、気づかないうちに劣化が進んでいる可能性があります。そのまま放置しておくと、屋根材だけでなく建物自体に悪影響を及ぼしてしまうケースも。劣化症状がない場合でも、定期的なメンテナンスの必要性についてお分かりいただけたのではないでしょうか。大切な我が家を長持ちさせるためにも、ぜひ一度、屋根の点検をすることをおすすめします。町田市付近にお住まいの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

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