【2025年最新】屋根の修理費用はいくら掛かる?費用相場から安く抑えるコツまでプロが公開!
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目次
はじめに:屋根修理の「費用」に関する不安、解消します
新築後10年または、前回の屋根修理から10年以上が経ち「最近、屋根の老朽化が気になる」「雨漏りしていないか心配」「でも屋根修理の費用が不安で行動できない」という方は多いのではないでしょうか?
屋根修理は「いつか必要」と思いながらも、費用の相場や内訳、業者選びの基準がわかりにくく、後回しにされがちな工事です。
この記事では、町田市を中心に1,500件以上の施工実績を持つ屋根修理専門業者の視点から、以下の内容をわかりやすく解説します。
- 屋根材ごとに必要な修理
- 修理内容別の費用相場
- 費用を抑えるためのポイント
- 良心的な業者の選び方
- よくある質問
屋根の修理は早ければ早いほど、費用も抑えられ、建物全体の寿命を延ばせます。ぜひこの記事を最後まで読んで、安心・納得の屋根修理を実現してください。
1. 屋根材ごとに必要な修理は変わる?
屋根と言っても種類はさまざま。屋根の種類によって必要な修理は変わってきます。
ここでは一般的に使用されている屋根材ごとに必要な工事を説明します。
スレート屋根
- 部分補修工事(屋根材の割れの補修、棟板金や貫板の交換など)
- 屋根塗装工事
- 屋根カバー工事
- 屋根葺き替え工事
金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板)
- 部分補修工事(棟板金や貫板の交換など)
- 屋根塗装工事
- 屋根葺き替え工事
瓦屋根(陶器瓦、セメント瓦)
- 部分補修工事(瓦の割れやズレによる差し替えなど)
- 屋根塗装工事(セメント瓦の場合)
- 棟瓦の積み直し工事(漆喰交換のみ含む)
- 屋根葺き直し工事
- 屋根葺き替え工事
2. 修理内容別の費用相場
ここでは足場や諸経費など全てを含めた一般的な費用相場の解説を行います。
※同じ工事でも、屋根材の劣化状況や屋根の勾配、形状によって費用の変動がおきます。
スレート屋根の修理費用相場
部分補修工事(屋根材の割れの補修や、棟板金や貫板の交換など)
屋根材の割れの補修、屋根材の差し替え
費用相場:2万円~
棟板金や貫板の交換
費用相場:3万円~
屋根塗装工事
屋根塗装(60㎡想定)
費用相場:30~50万円
屋根カバー工事
スレート→ガルバリウム鋼板(60㎡想定)
費用相場:80~100万円
スレート→アスファルトシングル(60㎡想定)
費用相場:70~90万円
屋根葺き替え工事
スレート→ガルバリウム鋼板(60㎡想定)
費用相場:120~140万円
スレート→アスファルトシングル(60㎡想定)
費用相場:110~130万円
▶専門家アドバイス:スレート材はアスベスト含有の有無により費用などが変わります。アスベストの含まれていないノンアスベストの場合は脆く割れやすいため、屋根塗装はおすすめできません。またアスベストが含まれている場合は、処理に高額な費用が掛かるため葺き替え工事は費用が上がってしまうことを知っておきましょう。
金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板)の修理費用相場
部分補修工事(棟板金や貫板の交換)
棟板金や貫板の交換
費用相場:3万円~
屋根塗装工事
屋根塗装(60㎡想定)
費用相場:30~50万円
屋根葺き替え工事
トタン→ガルバリウム鋼板(60㎡想定)
費用相場:110~130万円
▶専門家アドバイス:ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーだと思われている方もいらっしゃいますが実際にはそうではありません。定期的なメンテナンスや塗装が必要になります。トタンは短期間でのメンテナンスが必要でありながら耐用年数が短いため、劣化状況や年数を考慮の上で葺き替え工事を行った方がトータル費用が安くなる傾向にあります。※トタン屋根は形状の都合上、カバー工法を取ることが難しいです。(使える屋根材の種類が限られる。)
瓦屋根(陶器瓦、セメント瓦)の修理費用相場
部分補修工事(瓦の割れやズレによる差し替えなど)
瓦の割れやズレによる瓦の差し替え
費用相場:2万円~
屋根塗装工事(セメント瓦の場合)
屋根塗装(60㎡想定)
費用相場:30~50万円
棟瓦の積み直し工事
漆喰の交換
費用相場:1m当たり5,000円~
棟瓦の積み直し
費用相場:1m当たり10,000円~
屋根葺き直し工事
屋根葺き直し(60㎡想定)
費用相場:80~100万円
屋根葺き替え工事
瓦→ガルバリウム鋼板(60㎡想定)
費用相場:130~150万円
瓦→スレートorアスファルトシングル(60㎡想定)
費用相場:120~140万円
▶専門家アドバイス:瓦屋根のメリットはなんといってもその耐用年数。瓦そのものは60年以上もつため下地のみの修理である葺き直し工事が費用的にもおすすめ。(既存瓦を再利用し下地の防水シートや野地板を交換する工事)しかし、デメリットである重量による災害時の不安もあるため、築年数や建物の状況によっては葺き替えを検討しましょう。
3. 屋根修理費用を安く抑える5つのポイント
「できれば少しでも費用を抑えたい…」というのが本音ですよね。実際に、適切な判断と業者選びを行えば、費用を大きく節約できるケースは多いです。以下に、実際の現場でよく提案している5つのコツを紹介します。
①小さな不具合のうちに修理する
ヒビ割れやズレを放置すると、下地や内部にまで雨水が浸入し、修理費用が大幅に跳ね上がります。早期修理が一番の節約策です。
②相見積もりを取る
2〜3社から見積もりを取り、作業内容や単価を比較することで、不当な高額費用を回避できます。
③地元の専門業者に直接依頼する
全国対応の業者や仲介サイト経由の場合、業者に対して紹介料などが発生します。地域密着型の専門業者に直接依頼をすることで、余計な紹介料などが発生せず費用を安く抑えることが出来ます。
④定期点検をしっかりおこなう
定期的な点検をしっかりおこなうことで早期に不具合を発見できることや、次に工事が必要になるタイミングが分かることで余計な費用を掛けずに済みます。また、簡単な補修などであれば点検と同時におこなうことも可能なため、時間の節約にもつながります。
⑤自社施工が出来る専門業者に依頼する
自社で職人をかかえていない業者では、下請けに依頼を行う際に自社の取り分である中間マージンが発生してしまいます。自社で職人をかかえている専門業者であれば余計な中間マージンは発生せず、費用を安く抑えることが出来ます。
4. 悪徳業者に注意!屋根修理でありがちな高額費用トラブル
屋根修理業界では、残念ながら悪質な業者によるトラブルも少なくありません。以下のようなケースは特に注意が必要です。
- 「今すぐ修理しないと危険です!」と不安をあおる
- 相見積もりを取らせないために契約の即決を求めてくる
- 異常な額の割引をおこなってくる
- 見積もり内容が一式ばかりや、施工内容の説明がざっくりしている
- 保証内容や契約書が曖昧であり不明確
信頼できる業者を選ぶためには、実績・見積書や保証内容の明細さ・説明や対応の丁寧さをしっかりチェックしましょう。
5. よくある質問(FAQ)
Q. 相見積もりは何社くらいとればいいですか?
2~3社を目安に取ることをおすすめしています。あまり多くとってしまうと、余計に悩んでしまったり、時間がかかってしまうことで見積書の有効期限が切れてしまい金額がかわってしまうこともあります。
Q. 費用を安く抑えるために値引き交渉はするべきですか?
一般的な範囲の値引きの交渉であれば受け入れてくれる業者が大半だと思います。しかし、過度な値引き交渉は業者側にとって気持ちの良いものではないため、あまりおすすめは出来ません。過度な値引き交渉に応じるために手を抜かれてしまっては元も子もなくなってしまいます。
Q. 費用が安くなる時期はありますか?
季節的な時期によって安くなることは基本的にありませんが、業者ごとの状況によって値引きの交渉が行えることがあります。たとえば工事と工事の間が空いてしまっているタイミングなど業者にとって都合のいいタイミングや、工事期間に余裕を持つなど、業者にとって工事を行いやすい状況であれば値引きの交渉を快く受け入れてくれることはあります。
6. まとめ:屋根修理の費用は“正しい情報”と“信頼できる業者”がカギ
正しい屋根修理の費用を知るには、適切な情報と信頼できる業者に依頼することが大切です。
「高い」「安い」だけでなく、「本当に必要な修理か?」を見極めることも非常に大切です。
地域に根差した信頼できる業者との繋がりが、屋根修理の費用を抑え、屋根を長く守っていくための一番の近道です。
桜ルーフは屋根や塗装の地域密着専門業者です。ご依頼の有無に限らずご質問だけでも大歓迎です!
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