屋根カバー工法（重ね葺き工事）とは、現在お使いの屋根材を解体せず、その上に新しい屋根材を新設する工事になります。既存の屋根を撤去しない為、費用の削減が出来るメリットと屋根が二重になる事で雨漏りのリスクを抑えるメリットのある工事になります。
- 工事期間
- 6日～
- 参考価格
- ￥706,000～
- 工事概要
- 既存屋根材の撤去は行わず、高圧洗浄を行い汚れなどを落とします。
その後屋根材に直接、防水性の高い粘着性の改質アスファルトルーフィング（防水シート）を貼り付け、金属系(ガルバリウム鋼板)の屋根材であるアイジー工業株式会社”スーパーガルテクト”の施工になります。
工事のポイント
新設する屋根材の下地になる既存屋根材に高圧洗浄を行い、カビや苔などの汚れを全て綺麗に洗い流します。下葺き材には高い防水性を期待できる粘着性の改質アスファルトルーフィングを使用。粘着性のルーフィングを使用することで下地に穴をあけないため雨漏れのリスクを抑えることが出来ます。今回使用する金属系（ガルバリウム鋼板）屋根材は耐久性と断熱性、耐震性など屋根に求められる全ての性能を高い基準で満たす次世代の屋根材になります。
工事のメリット
葺き替え工事と違い、既存の屋根材の撤去を行わないため屋根材の処分費を削減でき、
施工費用を抑えるメリットがあります。また、撤去を行わない分、施工期間を短縮することが可能なうえ
屋根が二重になることで雨漏りのリスクを抑えるメリットもあります。
デメリットになりうる屋根材が二重になる事による重量の不安も軽量な金属材（ガルバリウム鋼板）で施工を行う事で問題を解決しています。
工事工程
-
１.施工前 長年使用し劣化した化粧スレートの状態です。
-
２.既存の棟板金や雪止めを解体、撤去します。
-
３.改質アスファルトルーフィングを貼ります。
-
４.谷板金や軒先の唐草などの役物を取り付けます。
-
５.ガルバリウム鋼板の屋根材を施工していきます。
-
６.複雑な形の屋根も上手く張り上げていきます。
-
７.樹脂製の貫板を取り付けます。
-
８.棟包みを取り付けて施工完了です。
